カラーの仕組みについての解説!

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2021.08.19

みなさんこんにちは!!

北浜 南船場 本町メンズ専門美容室クオンヒール堺筋本町店の酒井 大我です

 

今回はカラーの仕組みについて簡単に説明させていただきます!

 

みなさんカラーの仕組みはご存知ですか?

ヘアカラーをする際、「なんでこんな色に染まるんだろう・どういう仕組みでこうなるんだろう?」こんな事を考えたことはないでしょうか?

その仕組みについて今回は解説させていただきますblush.png

 

今では、私たち日本人の生活にとってなくてはならないヘアカラー

男性では約3割、女性では実に7割以上の方が利用しています。

 

その中でも特に多く使われているのが【酸化染毛剤】、通称「ヘアダイ」や一般的な「カラー剤」と呼ばれ『医薬部外品』というものに指定されています。

今回は、特にたくさんの人が使用している酸化染毛剤のメカニズムを簡単にご説明します!

 

酸化染毛剤は必ず1剤と2剤に分かれています。

美容室でヘアカラーをするとき、美容師さんがカップの中でカラー剤をカチャカチャと混ぜているのを見たことはありませんか?

酸化染毛剤は髪に塗る直前に1剤と2剤をよく混ぜて使用するのです!

 

これらの薬剤はそれぞれ別の役割を持っていて、混ぜることで化学反応が起こり髪の染色をしていきます

これは美容室のカラーも市販のカラーも同じと言われていますgrinning.png

 

人の髪は通常、弱酸性に保たれていて髪の表面にあるキューティクルが魚の鱗のように閉じていますその内部はとても細かいタンパク質や油分・水分で満たされていて、また髪の中にはメラニン色素があり、このメラニン色素が多量にある状態だと黒髪になります

少し難しいですが、こんな感じです!

 

次に、メカニズムについて説明させていただきます!

 

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髪にカラー剤を塗ると、まずカラー剤に含まれるアルカリの力で髪表面のキューティクルが開きますキューティクルが開くと髪の表面に隙間ができるので、カラー剤が髪の中に浸透していきます。

浸透したカラー剤は、はじめに黒髪の素であるメラニンという色素を壊します。

髪の中でカラー剤と酸素が結びつくと発色しながら膨らんで大きくなります!

膨らんだカラー剤はキューティクルの隙間から抜けずらくなり、ヘアカラーが完了します。

つまりヘアカラーは髪の中で【脱色と発色】の両方をしているということになりますrunning.png 

 

ヘアカラーは通常、カラー剤を塗ってから約30分の放置時間をとります。

  1. ヘアカラーを塗ってから脱色にかかる時間が約15分。
  2. ヘアカラーを塗ってから発色にかかる時間が30分。
  3. 薬剤の反応が終わるまでにトータルで約30分かかるからですsunglasses.png
  4. この放置時間はとても大切で、短すぎるとカラーの発色が不十分となり、逆に長すぎると髪と頭皮の負担が大きくなります。

    そのためヘアカラーの放置時間はきっちりと守ることが大切なのです!

    たまに「染まるかどうか心配だから1時間以上置いてる」という方がいますが、30分以上の放置は頭皮と髪の負担を増やすだけですのでやめましょうfull_moon_with_face.png

 

今回は、カラー知識を少しだけ紹介させていただきました!

今後もいろいろな知識をブログにて公開させていただきますのでお楽しみにしておいて下さい!!

 

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