パーマの仕組みについて

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2021.07.25

みなさんさんこんにちは!!

北浜 南船場 本町メンズ専門美容室クオンヒール堺筋本町店の清水悟史ですsmile.png

 

最近は雨が以前よりよく降るようになり、ジメジメとした暑さが続き梅雨らしさが感じられ早く梅雨が終わってほしいものですよね。

梅雨の時期は寝起きから寝るまで、ずっと気持ちが悪い日もありますよね(汗)

早く梅雨の気持ち悪さから解放されたいなぁと思う今日この頃・・・。

 

本日は、お客様のみなさんもよくされる「パーマの仕組み」について少し専門的ではございますが、ご紹介していきたいと思います!!

 

パーマの仕組みについて考えられたことがある方はいらっしゃいますかね?

実によく出来た仕組みだなぁと、個人的にはずっと思っています。

 

まずは、毛髪の主成分はケラチンと呼ばれるタンパク質です。

ケラチンは多くのアミノ酸が集まって出来ており、アミノ酸どうしの結合の仕方がいくつかあり、ケラチンタンパク質はポリペプチドという主鎖としたラセン状の構造をしています。

 

ポリペプチド主鎖は隣り合った主鎖どうしが横につながる「側鎖結合」と呼ばれる結合で結びついており、この横のつながりがケラチン分子を固定し、強度や弾力などいろいろな特性をケラチンに与えています。

 

主な側鎖結合として、イオウどうしの結合である「シスチン結合」。

電気的に結びついている「塩結合」。

水で簡単に切断される「水素結合」があり、いわゆる寝癖はこの水素結合によって起こります。

 

文字ばかりではさっぱり何か分かりにくいと思うので、画像で見ていただきたいと思います!

 

まずは1剤について!

パーマ剤1剤には還元剤という成分が配合され、毛髪を軟化・膨潤させる働きがあり、パーマ剤1剤の有効成分であるチオグリコール酸やシステインは、水素を与えることで毛髪中のシスチン結合を切断します。

このように水素を付加させたり酸素を奪ったりする作用を「還元作用」と言います。

 

また、パーマ剤1剤の大半は、アルカリ剤が配合されています。

このアルカリ剤が毛髪を膨潤させ、還元剤を浸透し易くします。

またアルカリ剤は、毛髪内部の塩結合を切断する作用もあります。
このように、1剤の働きで毛髪は側鎖の結合が切断されます。

 

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次は2剤についてご紹介します!!

2剤には酸化剤が配合され、ウェーブを固定する働きがあります。

また、1剤と2剤の間には、必ず中間水洗を行うことが義務付けられており、これを行う事により、髪の結合が切れたり繋がったらしてウェーブを形づけてくれます!

 

1剤で切断されたシスチン結合は、毛髪がロッドに巻かれたり、伸ばされたりすることによって、毛髪の形状が変化しています。

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最後にストレートパーマと普通の一般的なパーマの違いについてご紹介します!

 

パーマは1剤で毛髪内のシスチン結合を還元して切断し、2剤で酸化して再結合させることでかかり、ウェーブパーマとストレートパーマの違いは、1剤でシスチン結合を切断した後、2剤で酸化するときに毛髪が曲がっているか真っ直ぐかの違いだけで、かかる仕組みは同じなので、大きな違いはそこまでないと言えます!

 

最近はナチュラルな仕上がりになるピンパーマや、ツイストパーマ、スパイラルパーマ、ツイストスパイラルパーマと色々なパーマがすごく流行っているので、パーマをかけたい方や、パーマかけようか迷ってる方、パーマをかけることで今までとは印象がガラッと変わるのでイメージチェンジしたい方や、少し垢抜けたいなーって思ってる方は是非パーマをかけてみてはいかがでしょうか??

 

色々とスタイリングに対する感覚が変わるかもしれませんので、いきなりパーマをバリバリするのではなく、軽くパーマをかけるところからはじめるのも一つですね。

是非、ご検討くださいませ☆

 

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